六孫王神社の桜
六孫王神社の春4月は一重や八重、白や紅色のソメイヨシノや紅枝垂桜などの桜が神龍池を囲むように美しく咲き揃います。神龍池を跨ぐ太鼓橋の畔で鬱金(うこん)桜が黄緑色の八重の花をさかせます。
六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)
六孫王神社の創建は御祭神の源経基の子、満仲が父の霊を祀るために源経基の邸宅、八条亭に社殿を建てたのがはじまりです。
壬生通から入り鳥居から参道を西へ進み、石造の太鼓橋で神龍池を渡ると左右に回廊を従えた唐門があり、ここより本殿に向かって参詣します。
恋のかけ橋
境内中央の神龍池には神様のお使いの鯉が泳いでいます。鯉は絵馬のモチーフともなっていますが、鯉は恋に通ずるとして縁結びのご利益があり、石の太鼓橋は「恋のかけ橋」とも呼ばれています。
夏に向かって神龍池も花で飾られます。神龍池の北側には源満仲が産湯を使ったといわれる井戸の上に「誕生水弁財天」が祀られており、幼いお子様の守護神として崇められています。
清和源氏
六孫王神社には清和源氏(せいわげんじ)の祖と仰がれる六孫王源経基(みなもとのつねもと)がお祀りされています。清和源氏は清和天皇を祖とする皇胤が源姓を賜り成立した一族であり、主祭神の経基王は清和天皇(第56代天皇)の第六皇子貞純親王の御子で天皇の孫にあたるので六孫王と呼ばれています。
六孫王神社の鎮座地
京都市南区壬生通八条上る八条町509
六孫王神社への公共交通機関
市バス「六孫王神社前」下車、徒歩すぐ(京都駅八条口より16系統乗車)
京都駅より六孫王神社への歩き方
JR、市営地下鉄、近鉄「京都」駅八条口より八条通を西へ徒歩約15分
駐車場 参拝者用の自家用車30台が無料で駐車できます。