三井寺の桜(京都近郊大津市)

三井寺 園城寺の桜

京都の桜 写真集

三井寺 園城寺(みいでら おんじょうじ)
  桜や紅葉に彩られ、三井寺の呼称で親しまれている園城寺は、多くの国宝や重要文化財を保持し歴史を語る湖国の大寺院です。

 園城寺は本朝四箇大寺の一つに数えられる古い寺院で、歴史の渦中で法難をいくつも乗り越え、天台寺門宗の総本山を守り続けてきました。

 国宝に指定されている金堂は園城寺(三井寺)の中心をなす大きな建物で、春四月の上旬には金堂の前の広場に通ずる参道の両側には満開の桜が並びます。現在の金堂は慶長(けいちょう)4年(1599)に豊臣秀吉の夫人北政所(きたのまんどころ)によって建てられたものです。

 近江八景の一つに数えられる「三井の晩鐘」の鐘楼は金堂の近くにあります。

 寺域の南東部の大津の町並みと琵琶湖を望む高台に、重要文化財の如意輪観世音菩薩を祀る西国観音巡礼第十四番札所の観音堂があり、大勢の参詣者で賑わいます。

 湖都大津は京都、奈良に次いで国宝や重要文化財を多く所蔵する古都でもあります。

園城寺(三井寺)の宗派 天台寺門宗
園城寺(三井寺)の拝観料 600円
園城寺(三井寺)の拝観時間
 午前8時より午後5時まで
園城寺(三井寺)の所在地
 滋賀県大津市園城寺町
園城寺(三井寺)への公共交通機関
 JRびわ湖線「大津」下車、駅前より京阪バス「三井寺」下車
 JR湖西線「大津京」下車、市役所の前の通りを南へ徒歩約15分
 京阪電車石坂線「三井寺」下車、徒歩約10分
駐車場 普通車500円で350台駐車できる広い駐車場があります。